-
Notifications
You must be signed in to change notification settings - Fork 0
SourceCodeWithoutDocument
uupaa edited this page Jan 20, 2014
·
87 revisions
Help.js は、ソースコードとドキュメントを分離し、ドキュメントを Web 上に配置するスタイルです。
一方、従来のやり方である、JsDoc (JavaDoc) は、ソースコードにドキュメントをマークアップして埋め込むスタイルです。
個人的に「なんとかならないかな?」と思っている部分です。
ここは、各自の経験や使い方により個人差があると思います。
- 遅延評価や動的な変更など、JsDoc が認識しない構文があると、その部分のドキュメントが抜け落ちてしまう
- 自動生成のためとはいえ、書かなくても良いようなアノテーションを大量に埋め込む作業がつらい
- 詳細な説明やサンプルコードを埋め込もうとすると、アノテーション部分がコードそのものより長くなり、見通しが悪くなる
- コードブロックが1画面に収まらないと、スクロールが多発して辛い
- よく出来たサンプルコードを考えるのは時間がかかるので、後から追加するか、別の場所に置きたい
- 自動生成されるAPIドキュメントと、設計書,画像,動画の連携がやりづらい
- 自動生成される HTML がファットでファイル数も多いため気軽に配布しづらい(数MBオーダーになる)
- 置き場所に困ったあげく、社内のサーバに API ドキュメントを設置されると、移動中や自宅から見れず、使う気が起きない
- API ドキュメントやサンプルコードに秘匿性はないはずなのに、ちょっと意味が分からない
- Google で検索できないライブラリやフレームワークなんて誰が利用するんだろう?
大別すると、
- JsDocが認識しない構文を気にしながらコードを書くのはつらい
- 外部の Webサービスと気軽に連携しづらい
- 一部の人しか見れない場所にドキュメントを設置されるのは辛い。どこでも見れるようにすべき
ようするに、github で markdown で書きたいのです。
- APIドキュメントを社内に隠すという考え方を根底から変えたい
- コードは守る価値がある(かもしれない)が、APIドキュメントには無い。最初から外に出すべき
- HTMLの自動生成をやめよう
- API ドキュメントやサンプルコードは、ソースコードと切り離そう
- コードにキーワードだけを埋め込んで、後から書けるもの,余計なもの,頻繁に追加/更新されるものはコードから切り離そう
- スピード感が欲しければ、ドキュメントは後から拡充しよう
- ドキュメントの見栄えの修正や、つまらないミスでリビジョンを上げるのはやめよう
- 自動生成で「とりあえず作りました」なドキュメントは要らない。最初から人の手で書いたほうが早い
- API ドキュメントやサンプルコードは、ソースコードと切り離そう
- DevTools のコンソールに URL を出力するとクリックできる特性を活かそう
- API ドキュメントは、もっと画像や動画を活用しよう。Webサービス を活用しよう
- GitHub と連携しよう。GitHub の Wiki を活用しよう。GitHub を中心にヘルプのエコシステムを構築しよう
- ネットに晒す事で人の目が増える。改善するチャンスも増える
- コードの使い方を説明するような、よくできたまとめサイトが生まれたら、Wikiからそちらにリンクを張ろう
- サンプルコードを書きやすい環境を整え、全体の質を高めよう
です。
Help.js では、
- ドキュメントをどこにホストするか
- どうやって配布するか
- 書式はどうするか
といった運用部分を、github と markdown に寄せてデザインしています。
今よりも気軽にサンプルコードを書けるような環境が整備されて行くことで、より良いドキュメントやサンプルコードが増えると良いですね。