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Commit 20380ca

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Update eval.{txt,jax}
1 parent 7221a1f commit 20380ca

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doc/eval.jax

Lines changed: 236 additions & 11 deletions
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*eval.txt* For Vim バージョン 8.1. Last change: 2018 Dec 18
1+
*eval.txt* For Vim バージョン 8.1. Last change: 2018 Dec 24
22

33

44
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -2274,7 +2274,7 @@ prompt_setcallback({buf}, {expr}) なし プロンプトコールバック関数
22742274
prompt_setinterrupt({buf}, {text}) なし プロンプト割り込み関数を設定する
22752275
prompt_setprompt({buf}, {text}) なし プロンプトテキストを設定する
22762276
prop_add({lnum}, {col}, {props}) なし テキストプロパティを追加
2277-
prop_clear({lnum} [, {lnum-end} [, {bufnr}]])
2277+
prop_clear({lnum} [, {lnum-end} [, {props}]])
22782278
なし 全てのテキストプロパティを削除
22792279
prop_find({props} [, {direction}])
22802280
辞書 テキストプロパティを検索する
@@ -2367,6 +2367,15 @@ shellescape({string} [, {special}])
23672367
文字列 {string}をシェルコマンド引数として使う
23682368
ためにエスケープする。
23692369
shiftwidth([{col}]) 数値 実際に使用される 'shiftwidth' の値
2370+
sign_define({name} [, {dict}]) 数値 目印を定義または更新する
2371+
sign_getdefined([{name}]) リスト 定義されている目印のリストを取得する
2372+
sign_getplaced([{expr} [, {dict}]])
2373+
リスト 配置されている目印のリストを取得する
2374+
sign_place({id}, {group}, {name}, {expr} [, {dict}])
2375+
数値 目印を配置する
2376+
sign_undefine([{name}]) 数値 目印を削除する
2377+
sign_unplace({group} [, {dict}])
2378+
数値 目印を解除する
23702379
simplify({filename}) 文字列 ファイル名を可能なかぎり簡略化する
23712380
sin({expr}) 浮動小数点数 {expr} の正弦(サイン)
23722381
sinh({expr}) 浮動小数点数 {expr}のハイパボリックサイン
@@ -6501,8 +6510,8 @@ prop_add({lnum}, {col}, {props})
65016510
"length" - テキストの文字の長さ。別の行に続かないプ
65026511
ロパティに対してのみ使用できる
65036512
"end_lnum" - テキスト終端の行番号
6504-
"end_col" - テキスト終端の列。"length" が与えられた場
6505-
合は使用されない
6513+
"end_col" - テキストの最後の桁。"length" が与えられた
6514+
場合は使用されない
65066515
"bufnr" - プロパティを追加するバッファ。省略された
65076516
場合、カレントバッファが使用される
65086517
"id" - プロパティのユーザー定義ID。 省略時は0が
@@ -6516,6 +6525,10 @@ prop_add({lnum}, {col}, {props})
65166525
"end_col" を使用する。
65176526
"length" または "end_col" のどちらも渡されない場合、プロパティ
65186527
は1文字に適用される。
6528+
プロパティは、テキストの最後の文字、またはその直後で終わらせる
6529+
ことができる。最後のケースでは、テキストが行に追加されると、プ
6530+
ロパティタイプに "end_incl" が設定されていない場合にも、テキス
6531+
トプロパティのサイズが増える。
65196532

65206533
プロパティが追加されたバッファで、"type" が最初に検索される。
65216534
見つからない場合は、グローバルプロパティタイプが使用される。見
@@ -7625,6 +7638,217 @@ shiftwidth([{col}]) *shiftwidth()*
76257638
'vartabstop' 設定が有効で、引数{col}が指定されていない場合、桁
76267639
番号1だと仮定される。
76277640

7641+
sign_define({name} [, {dict}]) *sign_define()*
7642+
{name}という名前の新しい目印を定義するか、既存の目印の属性を変
7643+
更する。これは |:sign-define| コマンドに似ている。
7644+
7645+
名前の衝突を避けるために、{name}に一意のテキストを付けること。
7646+
目印を配置するような{group}はない。
7647+
7648+
{name}は文字列または数値である。任意の{dict}引数は目印属性を指
7649+
定する。以下の値がサポートされている:
7650+
icon 目印用のビットマップファイルへのフルパス。
7651+
linehl 目印が配置されている行全体に使用されるハイライ
7652+
トグループ。
7653+
text アイコンがない場合、またはGUIが使用されていな
7654+
い場合に表示されるテキスト。
7655+
texthl text項目に使用されるハイライトグループ
7656+
既存の目印の場合は、属性が更新される。
7657+
7658+
成功すると 0 を返し、失敗すると -1 を返す。
7659+
7660+
例: >
7661+
call sign_define("mySign", {"text" : "=>", "texthl" :
7662+
\ "Error", "linehl" : "Search"})
7663+
<
7664+
sign_getdefined([{name}]) *sign_getdefined()*
7665+
定義済みの目印とその属性のリストを取得する。
7666+
これは |:sign-list| コマンドに似ている。
7667+
7668+
{name}が指定されていない場合は、定義されているすべての目印のリ
7669+
ストが返される。そうでなければ、指定された目印の属性が返され
7670+
る。
7671+
7672+
戻り値の各リスト項目は、次のエントリを持つ辞書である:
7673+
icon 目印用のビットマップファイルへのフルパス。
7674+
linehl 目印が配置されている行全体に使用されるハイライ
7675+
トグループ。
7676+
text アイコンがない場合、またはGUIが使用されていな
7677+
い場合に表示されるテキスト。
7678+
texthl text項目に使用されるハイライトグループ
7679+
7680+
目印がなく、{name}が見つからない場合は、空のListを返す。
7681+
7682+
例: >
7683+
" すべての定義済み目印のリストを取得する
7684+
echo sign_getdefined()
7685+
7686+
" mySignという名前の目印の属性を取得する
7687+
echo sign_getdefined("mySign")
7688+
<
7689+
sign_getplaced([{expr} [, {dict}]]) *sign_getplaced()*
7690+
バッファまたはすべてのバッファに配置されている目印のリストを返
7691+
す。これは |:sign-place-list| コマンドに似ている。
7692+
7693+
任意のバッファ名{expr}が指定されている場合、そのバッファに配置
7694+
されている目印のリストだけが返される。{expr}の使い方については
7695+
|bufname()| を参照。任意の{dict}には、以下のエントリを含めるこ
7696+
とができる。
7697+
group このグループの目印のみを選択する
7698+
id この識別子を持つ目印を選択する
7699+
lnum この行に配置されている目印を選択する。{lnum}の
7700+
使い方については |line()| を参照。
7701+
{group}が '*' の場合、グローバルグループを含むすべてのグループ
7702+
の目印が返される。 {group}が指定されていない場合は、グローバル
7703+
グループ内の目印のみが返される。引数が指定されていない場合は、
7704+
すべてのバッファに配置されているグローバルグループ内の目印が返
7705+
される。
7706+
7707+
戻り値の各リスト項目は、次のエントリを持つ辞書である:
7708+
bufnr 目印付きバッファの番号
7709+
signs {bufnr}に配置されている目印のリスト。各リスト
7710+
項目は、以下の項目を含む辞書である。
7711+
7712+
各目印の辞書には、次のエントリが含まれている:
7713+
group 目印グループ。 グローバルグループの場合は '' に
7714+
設定する。
7715+
id 目印の識別子
7716+
lnum 目印が配置されている行番号
7717+
name 定義されている目印の名前
7718+
priority 目印の優先度
7719+
7720+
失敗した場合は空のリストを返す。
7721+
7722+
例: >
7723+
" eval.c に設置されているグローバルグループの目印のリ
7724+
" ストを取得する
7725+
echo sign_getplaced("eval.c")
7726+
7727+
" eval.c の 'g1' グループに設置されている目印のリスト
7728+
" を取得する
7729+
echo sign_getplaced("eval.c", {'group' : 'g1'})
7730+
7731+
" eval.c の 10行目に設置されている目印のリストを取得す
7732+
" る
7733+
echo sign_getplaced("eval.c", {'lnum' : 10})
7734+
7735+
" a.py に設置されている識別子 10 の目印を取得する
7736+
echo sign_getplaced("a.py", {'id' : 10'})
7737+
7738+
" a.py の 'g1' グループ 'g1' に設置されている識別子 20
7739+
" の目印を取得する
7740+
echo sign_getplaced("a.py", {'group' : 'g1',
7741+
\ 'id' : 20'})
7742+
7743+
" 配置されているすべての目印のリストを取得する
7744+
echo sign_getplaced()
7745+
<
7746+
*sign_place()*
7747+
sign_place({id}, {group}, {name}, {expr} [, {dict}])
7748+
{name}として定義された目印をファイル{expr}の行{lnum}に設置し、
7749+
目印に{id}と{group}を割り当てる。これは |:sign-place| コマンド
7750+
に似ている。
7751+
7752+
目印の識別子{id}がゼロの場合は、新しい識別子が割り当てられる。
7753+
それ以外の場合は、指定された番号が使用される。{group}は目印グ
7754+
ループ名である。グローバルサイングループを使用するには、空の文
7755+
字列を使用する。{group}は{id}の名前空間として機能するため、2つ
7756+
のグループが同じIDを使用できる。
7757+
7758+
{name}は定義済みの目印を参照する。
7759+
{expr}はバッファの名前か番号を参照する。許容値については、
7760+
|bufname()| を参照。
7761+
7762+
任意の{dict}引数は、以下のエントリをサポートする:
7763+
lnum 目印が配置されるバッファ{expr}の行番
7764+
号。許容値については、|line()| を参照。
7765+
priority 目印の優先順位。詳細については
7766+
|sign-priority| を参照。
7767+
7768+
任意の{dict}が指定されていない場合は、定義されている目印{name}
7769+
を使用するようにグループ{group}内の配置された目印{id}を変更し
7770+
ます。
7771+
7772+
成功した場合は目印の識別子、失敗した場合は -1 を返す。
7773+
7774+
例: >
7775+
" バッファ json.c の20行目に識別子5で sign1 という名前
7776+
" の目印を設置する
7777+
call sign_place(5, '', 'sign1', 'json.c',
7778+
\ {'lnum' : 20})
7779+
7780+
" バッファ json.c の識別子5が目印 sign2 を使用するよう
7781+
" に更新する
7782+
call sign_place(5, '', 'sign2', 'json.c')
7783+
7784+
" バッファ json.c の30行目に sign3 という名前の目印を
7785+
" 新しい識別子で設置する
7786+
let id = sign_place(0, '', 'sign3', 'json.c',
7787+
\ {'lnum' : 30})
7788+
7789+
" バッファ json.c の40行目に 'g3' グループで識別子10の
7790+
" sign4 という名前の目印を優先順位90で配置する
7791+
call sign_place(10, 'g3', 'sign4', 'json.c',
7792+
\ {'lnum' : 40, 'priority' : 90})
7793+
<
7794+
sign_undefine([{name}]) *sign_undefine()*
7795+
定義済みの目印{name}を削除する。これは |:sign-undefine| コマン
7796+
ドに似ている。{name}が指定されていない場合は、定義されているす
7797+
べての目印を削除する。
7798+
7799+
成功すると 0 を返し、失敗すると -1 を返す。
7800+
7801+
例: >
7802+
" mySign という名前の目印を削除する
7803+
call sign_undefine("mySign")
7804+
7805+
" すべての目印を削除する
7806+
call sign_undefine()
7807+
<
7808+
sign_unplace({group} [, {dict}]) *sign_unplace()*
7809+
配置済みの1つ以上のバッファ内の目印を解除する。これは
7810+
|:sign-unplace()| コマンドに似ている。
7811+
7812+
{group}は目印グループ名である。グローバルサイングループを使用
7813+
するには、空の文字列を使用する。{group}が '*' に設定されている
7814+
場合、グローバルグループを含むすべてのグループが使用される。
7815+
{group}内の目印は、{dict}内のエントリに基づいて選択される。
7816+
{dict}の以下の任意のエントリがサポートされている:
7817+
buffer バッファの名前または番号。|bufname()| を参照。
7818+
id 目印の識別子
7819+
{dict}が指定されていない場合は、{group}内のすべての目印が解除
7820+
される。
7821+
7822+
成功すると 0 を返し、失敗すると -1 を返す。
7823+
7824+
例: >
7825+
" バッファ a.vim から識別子10の目印を解除する
7826+
call sign_unplace('', {'buffer' : "a.vim", 'id' : 10})
7827+
7828+
" バッファ番号3から 'g1' グループの識別子20の目印を解
7829+
" 除する
7830+
call sign_unplace('g1', {'buffer' : 3, 'id' : 20})
7831+
7832+
" バッファ番号10から 'g2' グループのすべての目印を解除
7833+
" する
7834+
call sign_unplace('g2', {'buffer' : 10})
7835+
7836+
" すべてのバッファから 'g3' グループの識別子30の目印を
7837+
" 解除する
7838+
call sign_unplace('g3', {'id' : 30})
7839+
7840+
" バッファ番号5 のすべての目印を解除する
7841+
call sign_unplace('*', {'buffer' : 5})
7842+
7843+
" すべてのバッファから 'g4' グループの目印を解除する
7844+
call sign_unplace('g4')
7845+
7846+
" すべてのバッファから識別子40の目印を解除する
7847+
call sign_unplace('*', {'id' : 40})
7848+
7849+
" すべてのバッファからすべての目印を解除する
7850+
call sign_unplace('*')
7851+
<
76287852
simplify({filename}) *simplify()*
76297853
ファイル名を、意味を変えずにできるだけ簡略化する。MS-Windowsで
76307854
のショートカットやUnixでのシンボリックリンクは解決される。
@@ -8755,8 +8979,9 @@ test_ignore_error({expr}) *test_ignore_error()*
87558979
これは、テストにおいて、try/catch を用いてエラーを捕捉できない
87568980
(以降のコードをスキップするので)場合のみに使うことを意図してい
87578981
る。
8758-
{expr} は文字通り用いられ、パターンとしてではない。
8759-
現在、これを元に戻す方法はない。
8982+
{expr} はパターンとしてではなく、文字として用いられる。
8983+
{expr} が文字列 "RESET" の場合、無視されるエラーのリストは空に
8984+
なる。
87608985

87618986
test_null_channel() *test_null_channel()*
87628987
null の Channel を返す。これはテストのみに使われる。
@@ -10444,8 +10669,8 @@ Vimはこれを見つけると、まず波括弧の中の式を評価し、そ
1044410669
しかし印字不可能な文字は解釈されずに表示される。
1044510670
|:echo|とはかなり異なり、むしろ|:execute|に近い方法で
1044610671
解析がされる。なんらかを表示する前に、まず最初に全ての
10447-
式が評価し、連結する。式を評価した値は数値か文字列でな
10448-
ければならない。辞書やリストはエラーとなる
10672+
式が数値または文字列に評価されない場合は、string() を
10673+
使用して文字列に変換する
1044910674
強調を行うには|:echohl|コマンドを使う。
1045010675
例: >
1045110676
:echomsg "It's a Zizzer Zazzer Zuzz, as you can plainly see."
@@ -10455,9 +10680,9 @@ Vimはこれを見つけると、まず波括弧の中の式を評価し、そ
1045510680
:echoe[rr] {expr1} .. 式をエラーメッセージとして表示し、そのメッセージを
1045610681
メッセージ履歴|message-history|に保存する。スクリプト
1045710682
や関数の中で使用されたときは行番号が付け加えられる。
10458-
|:echo|コマンドと同様に引数の間にスペースが挿入される。
10459-
try条件文の中で使用されたときは、このメッセージがエ
10460-
ラー例外として投げられる。(|try-echoerr|を参照)
10683+
|:echomsg| コマンドと同様に引数の間にスペースが挿入さ
10684+
れる。try条件文の中で使用されたときは、このメッセージ
10685+
がエラー例外として投げられる。(|try-echoerr|を参照)
1046110686
例: >
1046210687
:echoerr "This script just failed!"
1046310688
<

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