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Commit 9e1d8ed

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{map,mlang,options,syntax,testing}.jax: Update Vim 8.2.1678 translate
1 parent 574cdd6 commit 9e1d8ed

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doc/map.jax

+41-31
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*map.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Aug 01
1+
*map.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Sep 06
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VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -188,6 +188,12 @@
188188
引数に <nowait> を追加します。そしてそのマップは一致する場合に使用され、Vimは
189189
それ以上入力される文字を待ちません。しかし、既に文字が入力されていた場合はそれ
190190
が使われます。
191+
Note: これが動作するのは <nowait> なマッピングが完全にマッチし、なんからかの部
192+
分マッチを見付ける前です。これが動作するのは:
193+
- これがバッファローカルなマッピングで唯一マッチし、グローバルなマッピングが見
194+
付からない間。
195+
- これとは別のバッファローカルなマッピングが部分マッチするが、より早く定義され
196+
ている (最後の定義したマッピングが最初に見付かる)。
191197

192198
*:map-<silent>* *:map-silent*
193199
実行するコマンドがコマンドラインに表示されないようにするには、マップコマンドの
@@ -275,16 +281,8 @@ getchar() によって取得され、返されます。
275281
CTRL-L で次の番号を挿入し、CTRL-R で番号をリセットします。CTRL-R は空文字列を
276282
返すので、何も挿入されません。
277283

278-
Note: 特殊キーが機能するようにしたり、テキスト中の CSI バイトをエスケープした
279-
りするために、特別な処理が行われています。|:map| コマンドも同様の処理を行うの
280-
で、それが二重に実行されるのを防ぐ必要があります。次のものは機能しません: >
281-
:imap <expr> <F3> "<Char-0x611B>"
282-
なぜなら、<Char- で表記した文字 (あるいは本物の文字) のバイト列は |:imap| コマ
283-
ンドが解釈されるときにエスケープされ、<expr> で使われるときにもう一度エスケー
284-
プされるからです。次のものは機能します: >
285-
:imap <expr> <F3> "\u611B"
286-
テキストの末尾以外で 0x80 をシングルバイトとして使った場合、それは機能しませ
287-
ん。特殊キーとして認識されます。
284+
Note: テキストの末尾以外で 0x80 をシングルバイトとして使った場合、それは機能し
285+
ません。特殊キーとして認識されます。
288286

289287

290288
1.3 マップとモード *:map-modes*
@@ -864,34 +862,46 @@ g@{motion} 'operatorfunc' に設定された関数を実行します。
864862

865863
例を示します。これは <F4> を使ってスペースの数を数えます: >
866864
867-
nmap <silent> <F4> :set opfunc=CountSpaces<CR>g@
868-
vmap <silent> <F4> :<C-U>call CountSpaces(visualmode(), 1)<CR>
865+
nnoremap <expr> <F4> CountSpaces()
866+
xnoremap <expr> <F4> CountSpaces()
867+
" <F4> 2回で行に作用
868+
nnoremap <expr> <F4><F4> CountSpaces() .. '_'
869869
870-
function! CountSpaces(type, ...)
871-
let sel_save = &selection
872-
let &selection = "inclusive"
873-
let reg_save = @@
874-
875-
if a:0 " ビジュアルモードから呼び出すのに、gv コマンドを使用します。
876-
silent exe "normal! gvy"
877-
elseif a:type == 'line'
878-
silent exe "normal! '[V']y"
879-
else
880-
silent exe "normal! `[v`]y"
870+
function CountSpaces(type = '') abort
871+
if a:type == ''
872+
set opfunc=CountSpaces
873+
return 'g@'
881874
endif
882875
883-
echomsg strlen(substitute(@@, '[^ ]', '', 'g'))
884-
885-
let &selection = sel_save
886-
let @@ = reg_save
876+
let sel_save = &selection
877+
let reg_save = getreginfo('"')
878+
let cb_save = &clipboard
879+
let visual_marks_save = [getpos("'<"), getpos("'>")]
880+
881+
try
882+
set clipboard= selection=inclusive
883+
let commands = #{line: "'[V']y", char: "`[v`]y", block: "`[\<c-v>`]y"}
884+
silent exe 'noautocmd keepjumps normal! ' .. get(commands, a:type, '')
885+
echom getreg('"')->count(' ')
886+
finally
887+
call setreg('"', reg_save)
888+
call setpos("'<", visual_marks_save[0])
889+
call setpos("'>", visual_marks_save[1])
890+
let &clipboard = cb_save
891+
let &selection = sel_save
892+
endtry
887893
endfunction
888894
895+
<expr> のマッピングを使うことではなんらかのカウントかレジスタの接頭詞を取るこ
896+
とが可能になります。それにより、CmdlineEnter と CmdlineLeave の自動コマンドを
897+
トリガーするコマンドラインの使用も回避します。
898+
889899
Note: 一時的に 'selection' を "inclusive" に設定し、'[ から '] まで選択した範
890900
囲を正しくヤンクできるようにしています。
891901

892-
Note: ビジュアルモードのために別のマップを定義しています。ビジュアルモードで
893-
":" を押した場合に挿入される "'<,'>" を削除し、関数に visualmode() の値と追加
894-
の引数を渡しています
902+
Note: 'clipboard' オプションの値に `unnamed``unnamedplus` が含まれている場
903+
合、レジスタの `"*``"+` が上書きされることを防ぐため、一時的に空に設定され
904+
ます
895905

896906
==============================================================================
897907
2. 短縮入力 (Abbreviations) *abbreviations* *Abbreviations*

doc/mlang.jax

+1-1
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*mlang.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Jun 16
1+
*mlang.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Aug 15
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VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar

doc/options.jax

+12-8
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*options.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Aug 13
1+
*options.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Sep 06
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44
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -737,6 +737,8 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
737737
"double" は 'listchars' や 'fillchars' に指定された文字が全角幅になっ
738738
てしまう場合は使えない。
739739

740+
この値は |setcellwidths()| による文字固有の幅を棄却する。
741+
740742
これらの文字のグリフの幅を、旧い/伝統的なCJKエンコーディングで何オク
741743
テットを占めるかだけによって決めているCJKフォントがたくさんある。その
742744
エンコーディングではユーロ、登録商標記号、ギリシャ文字、キリル文字は2
@@ -2752,9 +2754,9 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
27522754
- UnixとWin32では、指定されたディレクトリ名の末尾がディレクトリの区切
27532755
り記号2個("//")で終わっていたら、スワップファイルの名前はフルパスに
27542756
従って付けられる。スワップファイルのファイル名をフルパス形式で表し、
2755-
ディレクトリの区切り文字をパーセント記号 '%' で置き換えたものが使わ
2756-
れる。こうするとスワップファイル格納用ディレクトリの中でもファイル名
2757-
の一意性が保証される
2757+
ディレクトリの区切り文字 (Win32のドライブレターのコロンを含む)をパー
2758+
セント記号 '%' で置き換えたものが使われる。こうするとスワップファイ
2759+
ル格納用ディレクトリの中でもファイル名の一意性が保証される
27582760
Win32では、"\\" で終わることも可能である。ただし、区切り文字のコンマ
27592761
の前では "\\" でなく "//" と書かなければならない。"\\" と書くと、コ
27602762
ンマがファイル名の一部と解釈されてしまうためである。したがって、'\\'
@@ -4877,7 +4879,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
48774879
マルモードでカーソルをタブの上に移動させると、タブが占める桁の最後の位
48784880
置にカーソルが表示されるが、それと異なる。タブをスペースで表示しつつ、
48794881
カーソル位置をそのように変えたいなら、次のようにする: >
4880-
:set list lcs=tab:\ \
4882+
:set list lcs=tab:\ \
48814883
< {訳注: 最後、バックスラッシュの後にスペースがあることに注意}
48824884

48834885
Note オプション 'cpoptions' がフラグ 'L' を含むならば、このオプション
@@ -6820,7 +6822,7 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
68206822
{|+linebreak| 機能付きでコンパイルされたときのみ有効}
68216823
折り返された行の先頭に表示する文字列。"> " や "+++ " に設定すると便利
68226824
である: >
6823-
:set showbreak=>\
6825+
:set showbreak=>\
68246826
< スペースの前にバックスラッシュをつけてエスケープしていることに注
68256827
意。次のようにするともっと簡単である: >
68266828
:let &showbreak = '+++ '
@@ -7826,8 +7828,8 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
78267828
*'termwinsize'* *'tws'*
78277829
'termwinsize' 'tws' 文字列 (既定では "")
78287830
ウィンドウについてローカル
7829-
|terminal| ウィンドウのサイズ。書式: {rows}x{columns} もしくは
7830-
{rows}*{columns}
7831+
|terminal| ウィンドウが開かれるときに利用するサイズ。書式:
7832+
{rows}x{columns} もしくは {rows}*{columns}
78317833
- 空の場合、ターミナルはウィンドウからサイズを取得する。
78327834
- "x" で設定されている場合 (例えば "24x80")、ターミナルのサイズはウィ
78337835
ンドウサイズに調節されない。ウィンドウがそれより小さい場合、左上の部
@@ -7838,6 +7840,8 @@ Note 1番目の形式では、行全体がオプション指定に使われる
78387840
- 行がゼロなら、ウィンドウの高さを使う。
78397841
- 列がゼロなら、ウィンドウの幅を使う。
78407842
- "0x0" もしくは "0*0" の場合、空の場合と同じになる。
7843+
- |term_start()| 内のオプション "term_rows" と "term_cols" によって棄
7844+
却されうる。
78417845

78427846
例:
78437847
"30x0" は 30 行と、現在のウィンドウの幅を使用する。

doc/syntax.jax

+12-12
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*syntax.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Jul 28
1+
*syntax.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Aug 15
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VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -1282,7 +1282,7 @@ g:doxygen_enhanced_color
12821282
g:doxygen_enhanced_colour 0 Doxygen コメントに対して標準でないハイ
12831283
ライトを行う。
12841284

1285-
doxygen_my_rendering 0 HTML の太字、斜体、html_my_rendering
1285+
doxygen_my_rendering 0 HTML の太字、斜体、html_my_rendering
12861286
に対する下線の描画を無効にする。
12871287

12881288
doxygen_javadoc_autobrief 1 0にすると JavaDoc の autobrief に対す
@@ -1378,7 +1378,7 @@ Euphoria バージョン 3.1.1 (http://www.rapideuphoria.com/) は DOS プラッ
13781378
(http://www.openeuphoria.org/) はそれをサポートしていない。
13791379

13801380
以下の拡張子のファイルは自動的に Euphoria ファイルタイプとして認識される:
1381-
1381+
13821382
*.e, *.eu, *.ew, *.ex, *.exu, *.exw
13831383
*.E, *.EU, *.EW, *.EX, *.EXU, *.EXW
13841384

@@ -1739,7 +1739,7 @@ Basicだけであり、他のスクリプト言語はまだ加えられていな
17391739

17401740
htmlプロセッサー言語は複数ある。html.vimはインクルードしやすいように簡素に書か
17411741
れている。html.vimをインクルードするには以下の2行をその言語用の構文ファイルに
1742-
書き足すこと(この例はasp.vimからとった):
1742+
書き足すこと(この例はasp.vimからとった):
17431743
>
17441744
runtime! syntax/html.vim
17451745
syn cluster htmlPreproc add=asp
@@ -4018,7 +4018,7 @@ contains=CONTAINED
40184018
contains=CONTAINED,{group-name},..
40194019
"CONTAINED" と同様だが、{group-name}に列挙したグループは除かれ
40204020
る。
4021-
4021+
40224022

40234023
"contains" リスト内の{group-name}はパターンであってもよい。そのパターンにマッ
40244024
チするグループ名全てが含まれる("ALLBUT" が使われたときはそれが除かれる)。パター
@@ -4189,7 +4189,7 @@ region item end - yes - yes - yes yes
41894189

41904190
複数のオフセットの間に ',' を入れて連結することができる。例: >
41914191
:syn match String /"[^"]*"/hs=s+1,he=e-1
4192-
<
4192+
<
41934193
some "string" text
41944194
^^^^^^ ここがハイライトされる
41954195

@@ -4411,7 +4411,7 @@ skipパターンも "\n" を含んでよい。ただし次の行の最初の文
44114411
る行数が最大N行になる。これは遅いマシンを使っていて、シンクロナイズする行数が
44124412
少ないとわかっているときに便利である。例: >
44134413
:syntax sync maxlines=500 ccomment
4414-
<
4414+
<
44154415
*:syn-sync-linebreaks*
44164416
複数行にマッチする正規表現を使っているとき、ある行に変更を施すと、前の行でマッ
44174417
チしていた正規表現がマッチしなくなってしまうことがある。この場合、変更を施した
@@ -4515,7 +4515,7 @@ Note: "*/" を含む文字列で行をまたぐものがあると、Cコメン
45154515

45164516
*syn-sync-grouphere* *E393* *E394*
45174517
:syntax sync match {sync-group-name} grouphere {group-name} "pattern" ..
4518-
4518+
45194519
シンクロナイズ用に使うマッチを定義する。{group-name}はマッチのすぐ後に
45204520
続く構文グループの名前である。ハイライトのためのテキストのパースはマッ
45214521
チの直後から始まる。この{group-name}がついたリージョンが存在しなければ
@@ -4556,7 +4556,7 @@ Note: "*/" を含む文字列で行をまたぐものがあると、Cコメン
45564556
:syntax sync clear
45574557
45584558
あるシンクロナイズパターンをクリアするには: >
4559-
:syntax sync clear {sync-group-name} ..
4559+
:syntax sync clear {sync-group-name} ..
45604560
45614561
==============================================================================
45624562
12. 構文アイテムのリストを表示する *:syntax* *:sy* *:syn* *:syn-list*
@@ -4771,7 +4771,7 @@ ctermul={color-nr} *highlight-ctermul*
47714771
こでハイライトの設定に可搬性を持たせるため、X11の色設定が使われている
47724772
(複雑であるが)。以下の色名を、色番号の代わりに使うことができる:
47734773

4774-
*cterm-colors*
4774+
*cterm-colors*
47754775
NR-16 NR-8 COLOR NAME ~
47764776
0 0 Black
47774777
1 4 DarkBlue
@@ -4880,7 +4880,7 @@ guisp={color-name} *highlight-guisp*
48804880
くる。このためシングルクォートを名前に含めることはできない。
48814881
例: >
48824882
:hi comment guifg='salmon pink'
4883-
<
4883+
<
48844884
*gui-colors*
48854885
推奨されている色名 (これらはほとんどのシステムで利用可能である)
48864886
Red LightRed DarkRed
@@ -5062,7 +5062,7 @@ Scrollbar メインウィンドウのスクロールバーの文字と背景。
50625062
*hl-Tooltip*
50635063
Tooltip ツールチップのフォント、文字、背景。
50645064
使用可能なhighlightの引数: font, guibg, guifg.
5065-
5065+
50665066
NOTE: MotifとAthenaでは 'guifontset' が空かどうかにかかわらず、
50675067
常に引数fontで実際のフォントセットを指定する。そしてそれが現在
50685068
|:language|に結び付けられる。

doc/testing.jax

+5-2
Original file line numberDiff line numberDiff line change
@@ -1,4 +1,4 @@
1-
*testing.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Jul 10
1+
*testing.txt* For Vim バージョン 8.2. Last change: 2020 Sep 06
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44
VIMリファレンスマニュアル by Bram Moolenaar
@@ -290,7 +290,7 @@ assert_exception({error} [, {msg}]) *assert_exception()*
290290
endtry
291291
<
292292
*assert_fails()*
293-
assert_fails({cmd} [, {error} [, {msg} [, {lnum}]]])
293+
assert_fails({cmd} [, {error} [, {msg} [, {lnum} [, {context}]]]])
294294
{cmd}を実行しエラーを生成しなかった場合か、エラーメッセージの
295295
中に{error}が見つからない場合、|v:errors| にエラーメッセージを
296296
追加する。|assert-return| も参照。
@@ -317,6 +317,9 @@ assert_fails({cmd} [, {error} [, {msg} [, {lnum}]]])
317317
時、エラーが報告されるときに行番号と比較される。
318318
行番号は関数かスクリプトの行番号になる。
319319

320+
{context} が存在すると、 パターンとして使われ {lnum} が位置する
321+
コンテキスト (スクリプト名か関数名) に対してマッチする。
322+
320323
Note: ビープ音の発生はエラーとは見なされず、いくつかのコマンド
321324
は失敗時にビープ音を鳴らすだけである。これらについては
322325
|assert_beeps()| を使用すること。

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